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My Secret Room
Suzuck
日本の仲間への手紙 『Live In Japan / Joseph Howell Quartet』
友人に教えてもらったアルバム。
リーダーのジョセフ・ハウエルは、クラリネット奏者です。
クラリネットというと、、木訥で昔懐かしいイメージがありますが、、
彼は、コルトレーンやショーターがアイドルと思われる現代的でアグレッシブな感じ。
その彼が、米国海軍のミュージシャンとして日本に滞在中の、機会をみつけてはセッションにおもむき、気の合った音楽仲間を見つけたのです。
冒険心旺盛なピアニスト、平川 恵悟、全てにおいて気配り完璧なベーシスト、嶌田 憲二、エキサイティングなプレイで、仲間を見守る司令塔的なドラマー、西尾研一。
全員が、爆発的な力強い演奏が好みだったようで、彼は日本で家族のようなバンド仲間をみつけたとおもっていたのですね。
バンドはライブを重ね、強い意志で結びついてゆき、2018年、5月、横浜のライブハウス「CASK」での演奏を録音。
それが、このアルバム。
オープナーのオリジナル「Serenity」からモダンで心躍る演奏。
名曲「Good Bait」も12分超えの渾身の演奏、「Nefertiti」の妖しさ。
オリジナル「Jinriksha(人力車?)」のピアノ奮闘、オリジナル「Mamacita」の溢れる情熱。
スタンダード「My Foolish Heart」での歌心とイマジネーション。
終演は、お遊びもちょっと入りながら、全員で軽快にエキサイティングに弾けるお馴染み「Take the a Train」。
全てが10分超えのわがままライブ仕様。笑
そして、温かな気持ちが伝わるリーダーのライナー・ノーツは、日本の仲間への手紙のようです。
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